お知らせ
164名に参加いただき、津波解析ハッカソンを開催しました.(2020年9月3日)
定員を100名から150名に変更しました.(2020年8月28日)
定員を50名から100名に変更しました.(2020年8月26日)
聴講者の受付を開始しました.参加方法と参加申込をご確認下さい.(2020年8月24日)
【すべてのお知らせ】
津波解析ハッカソンとは?
津波に関する研究や防災・減災実務において,コンピュータ・シミュレーションは不可欠な技術となっています.その精度向上には水理実験が重要な役割を果たしますが,十分に活用されていない貴重な実験結果がたくさん存在します.そこで,津波解析技術の向上を目指し,実験データとの比較・検討,そして「開発」を行う津波解析ハッカソンを開催します.
この「開発」を行うということが,一般的なワークショップと大きく異なる点です.ハッカソンとは,ソフトウェア開発を意味するハックと短期間に集中して課題に取り組むことを意味するマラソンという2つの言葉から作られた造語です.津波解析ハッカソンは,津波解析に興味のある人たちが集う開発合宿と言えます.研究者や技術者に限らず,どなたでも参加いただけます.学生の参加も大歓迎です.
実験条件などの数値計算に必要な情報は事前に提示されます(実験結果は示されません).参加者はそれらを基に数値解析を実施して,計算結果を事前に提出していただきます.津波解析ハッカソン初日に実験結果が初めて公開され,その場で計算結果との比較・検討を行います.そして,津波解析ハッカソン期間中に,チーム内あるいはチーム間で知識やアイデアを持ち寄り,数値モデルや計算テクニックの改良に取り組んでいただきます.モデルによっては期間中に再計算が終了しない場合も考えられますが,津波解析ハッカソンをきっかけとしたその後の進展も期待しています.
なお,津波解析ハッカソンの目的は計算結果の優劣を競うことではありません.参加者の知識や技術,経験等を共有し,津波解析技術を高めることが目的です.多くの皆さんの参加をお待ちしております.
開催場所
新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み,オンラインで開催します.
会場とオンラインの同時開催となります.計算チームはどちらの形式でも参加いただけます.
会場:国民宿舎 小豆島
〒761-4301 香川県小豆郡小豆島町池田1500-4
http://www.kokuminshukusha.com
主催・後援
主催:土木学会海岸工学委員会津波作用に関する研究レビューおよび活用研究小委員会
後援:関西大学社会安全学部,
港湾空港技術研究所,
東京建設コンサルタント,
東北大学災害科学国際研究所,
日本工営,
不動テトラ,
防災科学技術研究所(五十音順)
その他
津波解析ハッカソン開催後に英文ジャーナルに特集号を組む予定です.