課題8 津波(孤立波)による漂流物挙動
概要
長さ8.78m,幅2mの水槽に陸地模型を設置し,その上部に比重0.56の4cm×4cm×2cmの直方体を4つ置き,孤立波によるそれらの漂流挙動を確認した. 実験ケースは(1)陸上部に障害物がない場合,(2)陸上部に障害物を左右対称に2つ設置した場合,(3)陸上部に障害物を1つ設置した場合の3ケースである.(1)の結果はハッカソン前に公開し,(2)と(3)の結果をハッカソン当日に議論する.
内容
【実験背景】
漂流物挙動は,構造物の摩擦,流れの乱れなどに過敏に影響されるため,数値計算を用いてその予測をする精度については明確ではない.また,水理模型実験においても,ばらつきは大きな現象の一つである.
【実験目的・方法】
水理模型実験において,1ケース30回程度行い,そのばらつきをみるとともに,障害物がない場合と障害物がある場合の挙動の違いにについて検討する.
【実験条件】
事前公開データを参照
注意:実験条件が若干変更になりました.6月30日まで公開していた図面ファイルは使用しないでください.
比較方法
各実験ケースにおいて,以下の実験結果と計算結果を比較する.
・水位時系列(WG2, WG3地点)
・流速時系列(VG2, VG3地点)
・漂流物4つの重心位置時系列
障害物が2つおよび1つのケースにおける計算結果を事前に提出していただく.
事前公開データ(使用申込はこちら)
- データ説明
- 実験概要図
- 漂流物・造波・計測位置・障害物条件
- 実験計測データ
- 流速_図面
- 水位_図面
- 漂流物重心位置_時系列
- 漂流挙動図
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